フリーターとニート

2005年9月30日
行政課題っていっぱいありますが、ニート問題ってまあ、国にとっても頭が痛いんですよね。

なんせ「どうしようもない」もんで。

基本的には、個々人が「労働しない」ことについて、まあいろんなケースがあるからしょうがないとは思いますけど。

基本的に日本国民は「労働」の義務があります。そりゃ「人間的かつ文化的な最低限度の生活」を保障するのは国の義務ですが、権利と義務は表裏一体、義務を果たさない人間(果たしたくとも果たすことができない人間、ではないです)が権利を主張するのは非常に見ていて嫌気が差しますよ。
まあ要するに「働かざるもの」は今も昔も「食うべからず」です・・・というように思っています。

基本的には、今の親の世代の人々は皆こんな感覚でいるのではないでしょうか。
役所にはよく一般国民の皆様から電話がかかってきますが(98%苦情ですが)結構フリーター・ニートに関する話、多いです。結構「遊んで暮らしている奴に税金使って何かしてやる必要なんかない!」ってご意見が多いですね・・・

ただし、(仕事のえり好みとかそういう理由にせよ)仕事にあぶれた人が巷にあふれているのもまた事実であり、若年に特にその傾向が強いということは、逆の側面からの真実です。小杉礼子さんという研究者の方がいますが、その研究によれば「低所得」の家庭に育った人のほうがニートになる率は高いそうですし。一概に親のすねかじっている・・・というわけではないと思います。

フリーター・ニートに対してはなんというか、「網の目」からこぼれている人たちで、現状国も「どんな人たちがフリーター・ニートなのか」把握しているわけではありません。まあ、しばらく時間かかるんだろうなぁ・・・と思っています・・・

なお、内閣府が面白いサイトを作っています。
ニュートラ http://www.neutra.go.jp/
「リーマンVSフリーターVSニート」とか、なかなかファンクなつくりの割には勉強になりますよ。

今日のぶっちゃけ
「オメーは次に「働いたら負けだ」と言うっ!!!」
「働いたら負けだと思っている・・・ハッ!!!」

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