憲法という奴

2006年2月1日
なんとはなしにだらだらと。リハビリリハビリ。

俺は公務員なので、基本的には法律に決められたことをやってます。お役所は基本的にはみんなそーね。
法律の親玉みたいなのが「憲法」ってのがありますが、改正するだのしないだのという話になってますねー。

仕事上では、公務員は憲法の下で仕事をする旨、働き始める際に誓約するため(実際に読み上げさせられた)、俺たち役所が「憲法改正が必要」ということはありえません。それは政治家の仕事なのね。
ただ、公務員は「正しいこと」しかやれないから、国の見解というのは時に滑稽だったりするんですよ。

有名なのは憲法9条で「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。」と言ってるのに自衛隊を持っているということ。流石にこれはおかしいということで、そもそも議論をすることとなってるわけです。

意外と皆しらんのは、他にも「違憲」とみなされるような事例があること。改正されたものも変わってないものもごちゃまぜですが、
・「職業選択の自由」に対する違憲>薬事法による薬局の距離制限
・「差別の禁止」に対する違憲>刑法の尊属殺人罪の適用
・「法の下の平等」に対する違憲>公職選挙法の一票の格差
・「教育と宗教に対する財政支出の禁止」に対する違憲>私立学校法による私学助成
なんてのがあるわけですな。

個人としての意見を述べれば、法律にだってやっぱり有効期限はあると思うんだよね。「民法」とか「刑法」とか勉強した人は分かると思うんだが、あれって未だに旧仮名遣いで書かれてて読むだけで一苦労。そんなのは直していかなきゃならないって誰もがわかるけど、憲法となると難しいのは・・・なんでなんだろうなぁ・・・

今日のぶっちゃけ
憲法改正の議論を高めようと思ったら吉本興業とかに「吉本版憲法」とか作らせて見てはどうだろう。

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